BWF(世界バドミントン連盟) の年次総会がデンマークで開催され、議題に挙がっていた
「3ゲーム15点制」のスコアリングシステムの採用が正式に決定しました。
この新しいスコア方式での国際大会は、2027年1月4日以降から施行される予定です。
総会では120ヶ国、計241票が投票され、賛成198票、反対43票。
賛成票が全体の3分の2を上回り、可決されました。
以下、BWFのクンイン・パタマ・リースワッタナクーン会長のコメント。
3ゲーム15点制は、バドミントンをよりエキサイティングで競争力の高いスポーツにするものだと考えています。
さらに、スケジューリングの改善や試合時間の一貫性の向上につながることで、選手の健康管理やリカバリーの面でも潜在的なメリットがあると捉えています。

元々、バドミントンは1893年にイギリスにバドミントン協会が設立され、1899年にロンドンで 第1回 全英オープンバドミントン選手権 が行われた時は3ゲーム15点制でした。
ただし、当時はサイドアウト制。
事前にサーブ権を持っている方がラリーに勝った場合のみ点数が入る方式で、サーブ権がない方(レシーブ側)がラリーで勝った場合は点数にならず、サーブ権が移動するのみでした。
お互いの実力が伯仲しているとサーブ権の奪い合いが続き容易に点数が入らず、試合時間が長くなってしまう事例もあったため、2006年5月に3ゲーム21点のラリーポイント制に変更されて、現在に至っています。
今回は20年ぶりになるバドミントンのルール改定。
選手の健康管理やリカバリーを考慮したのも1つの理由ではあるのでしょうが、最も大きな理由は試合時間のスピード化でしょう。
特にオリンピック競技では試合時間の短縮化が求められていますし。
アメリカのメジャーリーグ・ベースボールや、ゴルフ、ラグビーなどの他のスポーツでは頻繁にルール改定が行われ、観る側にとってもプレーする側にとっても、より良くなっているように、今回のルール改定がバドミントン界全体の発展になることを大いに期待したいものです。

