badminton score sheet
バドミントンのダブルスの公式試合におけるスコアシートの一般的な書き方です。
ここでは、尾椋くみこ/塩田れいこ 組(オグシオーズ)vs. 誌田ちはる・沫山なみ 組(SHIDAMATSUクラブ)の試合を例として説明していきます。
バドミントンのスコアシートは大会によって若干の違い等はありますが、概ねこのような形式になっています。


試合開始前
まず最初にサーブやコートを決めるためのトス (通常はジャンケン) をしてもらいましょう。
トスの結果、オグシオーズがサーブを選択しました。
主審の右側のコートがオグシオーズ、左側のコートがSHIDAMATSUクラブになりました。
サーブとコートが決まったら、ダブルスの場合、各ペアのファーストの人を確認します。
ペアの2人のうち、最初にサーブを打つ人、もしくは、最初にレシーブをする人です。
オグシオーズのファーストは尾椋さん。
SHIDAMATSUクラブのファーストは誌田さんとのこと。
尾椋さんの名前の右に「S」(サーブ) と「0」(点) を記載し、誌田さんの右に「R」(レシーブ) と「0」(点) を記載します。


準備が整ったら、主審は第1ゲーム目の試合開始をコールしましょう。
第1ゲーム目だけ主審の左右のコートの選手名とサーブおよびレシーブの確認をします。
「オンマイライト、
尾椋さん、塩田さん、オグシオーズ。」
「オンマイレフト、
誌田さん、沫山さん、SHIDAMATSUクラブ。」
「尾椋さん、トゥーサーブトゥー、誌田さん。」
「ラブ・オール・プレイ!( 0 – 0 PLAY )」
バドミントンでは点数が「0」のことを「ラブ」と言います。
同点の時は「オール」と言います。
スコアは 0 – 0 の偶数なので、オグシオーズのファーストである尾掠さんがコートの右側からサーブを打って試合開始です。

第1ゲーム
ラリーの結果、1点目はSHIDAMATSUクラブが取りました。
サービス権が移動するので、SHIDAMATSUクラブの段の最初に「0」と記載した列とは違う列、「沫山なみ」の列に「1」と記載します。
「サービスオーバー、ワン・ラブ( 1 – 0 )。」
SHIDAMATSUクラブの点数は奇数になるため、次のサーブは直前のラリー開始時にコートの左側にいた沫山さんが打ちます。

次の点もSHIDAMATSUクラブが取りました。
サービス権は移動しないので、SHIDAMATSUクラブの「沫山なみ」の列のまま、先ほど「1」と記載した枠の右隣に「2」と記載します。
「ポイント、トゥー・ラブ( 2 – 0 )。」
SHIDAMATSUクラブは連続得点で点数が偶数になるので、次のサーブは沫山さんがコートの右側に移動して打ちます。

次の点はオグシオーズが取りました。
サービス権が移動するので、オグシオーズの段に移り、最初に「0」と記載した列とは違う列、「塩田れいこ」の列に「1」と記載します。
「サービスオーバー、ワン・トゥー( 1 – 2 )。」
オグシオーズの点数は奇数のため、次のサーブは直前のラリー開始時にコートの左側にいた塩田さんが打ちます。

次の点はSHIDAMATSUクラブが取りました。
またサービス権が移動するので、再びSHIDAMATSUクラブの段に移り、先ほど「2」と記載した列とは違う列、「誌田ちはる」の列に「3」と記載します。
「サービスオーバー、スリー・ワン( 3 – 1 )。」
SHIDAMATSUクラブの点数は奇数になるため、次のサーブは直前のラリー開始時にコートの左側にいた誌田さんが打ちます。
このようにスコアシートには1列に1点分だけ得点を記載していきます。
得点によりサービス権が移動した時は前回得点を記載した列とは違う列に新しい得点を記載し、連続得点でサービス権が移動しない時は前回得点を記載した列と同じ列に記載していきます。
ちなみに、ダブルスでは得点したペアのうち次にサーブを打つ人の列に点数を記載していくことになります。
サービスを打つ位置は、点数が偶数なら右から、奇数なら左から。
サーブ側が得点すれば「ポイント」、レシーブ側が得点すれば「サービスオーバー」です。


インターバル
試合が進み、どちらかのチームが先に11点を取った際は「インターバル」をコールします。
ただ、インターバルの有無やその秒数などは大会によって異なりますので、その大会の規則を確認して下さい。
日本バドミントン協会が採択しているバドミントン競技規則では60秒を超えないインターバルが認められています。

ゲームポイント
あと1点でゲームが決まる場合は点数の後に「ゲームポイント」のコールも追加します。
「サービスオーバー、トゥエンティ・ゲームポイント・フォーティーン( 20 – 14 )。」
ゲームが終了したら、またコールをします。
「ゲーム! ウォンバイ、誌田さん/沫山さん」
「トゥウェンティワン・フォーティーン( 21 – 14 )」
スコアシートの第1ゲームの段の右端に点数を大きく記載して丸で囲みます。
さらに、スコアシートの1番上に1ゲーム目の点数を記載します。



第2ゲーム
第2ゲームはチェンジコートを行い、第1ゲームに勝ったペアからサーブをします。
スコアシートも第2ゲームの段に移って、第1ゲームに勝利したSHIDAMATSUクラブのファーストである誌田さんの右に「S」(サーブ) と「0」(点) を記載し、オグシオーズの尾椋さんの右に「R」(レシーブ) と「0」(点) を記載します。
その後のスコアの付け方は第1ゲームと同様です。


第2ゲームは延長の末、オグシオーズが取りました。
「ゲーム! ウォンバイ、尾掠さん/塩田さん」
「トゥウェンティトゥー・トゥウェンティ( 22 – 20 )」
第1ゲーム同様、スコアシートの第2ゲームの段の右端に点数を大きく記載して丸で囲みます。
さらに、スコアシートの1番上に2ゲーム目の点数を記載します。



第3ゲーム
第3ゲームはSHIDAMATSUクラブが取って、この試合に勝利しました。
「マッチ! ウォンバイ、誌田さん/沫山さん」
「トゥウェンティワン・ナインティーン( 21 – 19 )」
これまで同様、スコアシートの第3ゲームの段の右端に点数を大きく記載して丸で囲みます。
さらに、スコアシートの1番上に3ゲーム目の点数を記載します。
そして最後にゲームカウントを追加して終了です。



スコアシートの1番下には勝者に署名をしてもらう欄があります。
勝ったチームに署名をしてもらい、主審の署名もしておきましょう。


まとめ
要は得点が入った人やペアの方の列に点数を記載していくだけです。
サーブ側が連続で得点をあげたら隣の枠に続けて記載。
レシーブ側が得点をあげたらサービス権が移るので列を上下に移動して点数を記載していきます。
シングルスのスコアシートの付け方も基本的には同じです。
シングルスの方がより簡単になります。
ダブルスの場合はペアの2人のうち、どちらがファーストかが重要になります。
最初にサーブを打つ人、最初にレシーブをする人です。
試合が始まる前に必ず確認しておき、最初に「S」と「R」を記載するのを忘れないようにしましょう。

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