badminton tips
バドミントンも基本を身につけることが大切です。
それでも難しく考えなくてOK。
要は来たシャトルを打ち返すだけなんですから。
コツを覚えれば、すぐできるようになりますよ。

バドミントンラケットの持ち方
利き手側でシャトルを打つのがフォアハンド。
利き手の反対側で打つのがバックハンドです。
バドミントンラケットの持ち方には大まかに分けて2種類あります。
基本的な持ち方として「イースタングリップ」と「サムアップグリップ」があります。
フォアハンド =「イースタングリップ」
バックハンド =「サムアップグリップ」
バドミントンは打ち方によってこのイースタングリップとサムアップグリップを上手く使い分けることが鍵になります。
手元を見なくても素早く自然に切り替えられるようにしましょう。

フォアハンドとバックハンド
イースタングリップ – eastern grip
主にフォアハンドの時に握る持ち方で、バドミントンでは最も使う機会が多いです。
【基本の持ち方】
- ラケットの面を自分の体に対して直角にする。
- 握手する感じで「優しく」グリップ。
- 親指と人差し指で「V字」を描くように握る。
少し余裕を持たせて握るのがコツです。
極端に言うと、親指と人差し指の側面でラケットを握るような感覚で、打つ瞬間だけ「ギュッ」と握ります。
もちろん毎回わざわざラケットの面が自分の体に対して直角になっているかを確認する必要はありません。
自分から見てラケットの面がなるべく見えないよう意識して下さい。

イースタングリップとサムアップグリップ

イースタングリップ

サムアップグリップ
サムアップグリップ – thumbs up grip
主にバックハンドの時に握る持ち方です。
【基本の持ち方】
- イースタングリップでラケットを持つ。
- 右利きの人は時計回りに、左利きの人は反時計回りにラケットを少し回転させる。
- 親指を立てて、その親指の腹をグリップの面に当てる。
サムアップグリップも少し余裕を持たせて握って下さい。
シャトルを打つ瞬間に親指でグリップを押すようにするのがコツです。
回転角度は約30度とも言われますが状況によってはもう少し大きく回してもOKです。
ヒジを軸にテコの原理で、インパクトの瞬間に親指を立てて押し込むように打つので、レシーブで使う人が多い打ち方にもなります。
ダブルスのサーブを打つ時に使う人も多いです。

バドミントンの基本動作
バドミントンでは試合を始める前などに、ウォーミングアップで相手と軽くシャトルを打ち合いながら感覚を掴み直したり確認することを「基礎打ち」と言います。
バドミントンでシャトルを打つ時の基本は
- 手打ちではなく体幹と足の力を連動させること
- 常に体の少し前でシャトルを打つこと
- バドミントンラケットの芯でシャトルを捉える
の3点です。
腕や手だけでなく、全身の力をラケットに効率よく伝えましょう。
少ない力でも速く遠くまで打てるようになります。
体の使い方
- 体は半身
シャトルを打つ時は相手に自分の体の正面を向けず、やや横向きから腰と上半身の回転を使って打つのが基本になります。
利き手の反対側の肩を相手方に見せている状態にして、打つ瞬間に肩を回転させて利き手を押し出すようなイメージです。
※状況や打ち方によって例外もあり - 打点は常に体の少し前
シャトルは自分の頭の真上や頭および体よりも後ろではなく、体の少し前で打つと力が伝わりやすくなります。
バドミントンではどの打ち方においても基本中の基本です。
そのためにはシャトルが落ちてくる地点を予測し、自分の体の少し前で打てる所に足を使って移動してから打ちます。
自分の体よりも斜め45度くらい前でシャトルを捉えましょう。 - 体重移動
上半身と連動させて下半身の力をシャトルに伝えることも重要です。
両足や両ヒザをクッションのように使いながら体重移動して打つと、下半身の力も活かすことができます。

打点は常に体の少し前
スイングの仕方
- ヒジの使い方
野球やテニスのようなオーバースイングではなく、バドミントンは弓を引く感じでヒジを鋭角に曲げた状態にして体の後ろに引き、そこから肩の回転と連動しながらヒジを先行させてスイングします。
さらには、ラケットを持っていない方の腕をシャトルに向けて狙いを定めるように掲げると、シャトルを捉えやすくなります。
この両腕の構えによって胸が張ることにもなります。
バドミントンはラケットを持っている利き手だけを使うのではありません。
右手、左手、肩、腰、下半身、体の全てを使ってシャトルを打ちましょう。 - ヒジの先行
ラケットはヒジを先行させて振り出すと、腕がムチのようにしなるので、より強いシャトルを打てるようになります。

ヒジの使い方
- 手首の返し
肩や腕の力だけに頼らず、手首を返す動きもいれながら鋭くインパクトします。
ただ単に「打つ」「振る」というより、手首を使って「弾く」感じも必要です。
常にラケットを強く握りしめるのではなく普段は少し余裕を持たせて握っておき、打つ瞬間のみ「ギュッ」と握ると、より「弾く」感じでシャトルを打てます。 - ラケット面
ラケットを「寝かせている」とフェース面が安定しないことがあります。
常にラケットを「立てる」意識を持って下さい。 - シャトルを打つ部分
シャトルの下のコルクの部分を打つというよりは、やや横からシャトルの側面を「ひっぱたく」ようなイメージもあると良いショットが打てます。

ラケット面

シャトルを打つ部分

バドミントンの基本の打ち方
“ たかが「 羽根突き 」” と侮ることなかれ
バドミントンには様々な打ち方があります。
一般的に言われているショット名とともに、それらの打ち方やコツをマスターしましょう。
バドミントンにおける「ショット」とは「打つ」、「放つ」と言う意味です。
サーブ
ラリーの最初の1球目で試合を始めるためのショットを「サーブ」と呼びます。
サーブでは狙った所にシャトルを落とす正確なコントロールが求められます。
サーブは狙う所やシャトルの弾道から、ショートサーブとロングサーブに分けることができます。
ショートサーブ
ショートサーブとはネットの高さギリギリを狙う低い弾道で、相手のサービスライン際に落とすサーブです。
ネットの高さギリギリに打つと相手に攻撃的なレシーブをされにくいので、シングルスでもダブルスでもよく使われます。
とりわけダブルスは男子も女子も混合ダブルスも、ほとんどの場面でショートサーブを多用します。
ただし、相手との距離が比較的近いダブルスではネットの高さよりもシャトルが大きく浮いてしまうと急に攻撃される恐れもあるため、注意が必要です。

ショートサーブ
POINT
ダブルスのショートサーブはバックハンドで打つ人が多いです。
構え方はラケット面とシャトルを直角にして、必ず体の前にラケットをセットします。
手首を使わずヒジを支点にしてラケットを前に押し出す感じで打つ人もいますし、逆に手首でポンと弾くようにして打つ人もいるので、自分にとって最適なショートサーブの打ち方を見付けて下さい。
特にバドミントンのショートサーブは、ラケット面でシャトルを「押し出す」「運ぶ」イメージを持つと、打った弾道や高さも安定します。
ロングサーブ
ロングサーブとはシャトルを高く打ち上げ、コート奥にシャトルを落とすサーブです。
相手をコート奥に移動させられるので、急な攻撃を防げる利点があります。
ただし、シャトルの高さが中途半端だったりコートの奥まで飛んでいないと、攻撃的なレシーブを打たれてしまうので、しっかり高くコート奥まで打ち上げましょう。
- フォアハンドでのロングサーブ
シングルスでよく使われるフォアハンドのロングサーブは、シャトルをできるだけ高く打ち上げて、相手のエンドライン上で垂直に落ちるような弾道が理想です。- 半身の構えと体重移動
基本的に半身に構え、ラケットを持っている足を後ろにし、打ちたい方向に体重移動しながら腕を大きく振って打ちます。
- 上下の重心移動
体の伸び上がりを利用し、下半身の力もシャトルに伝えるようにします。
腕の力だけや手打ちだと弾道が安定しません。
- シャトルのトスの仕方
自分の体の近くにシャトルを落とし、下から上へすくい上げるように打つとラケットにミートしやすいです。
- 半身の構えと体重移動

フォアハンドでのロングサーブ
- バックハンドでのロングサーブ
ダブルスで相手の意表を突く時などに、サムアップグリップで手首と親指を使って速く遠くに飛ばします。- サムアップグリップでの手首の利かせ方
体の前にラケットをセットして、親指を添えたサムアップグリップで手首を素早く使って鋭くスイングし、親指で押し込みます。 - 力任せはNG
腕の力だけで飛ばそうとせず、タイミングを見計らってシャトルを手首のスナップでパチっと勢いよく弾き飛ばすイメージです。 - バックハンドのショートサーブと同じ構え
バックハンドでのショートサーブと同じ構え方にして、打つ瞬間にだけ手首の鋭いスイングでロングサーブを打つと相手の意表を突けるのでより効果的です。
- サムアップグリップでの手首の利かせ方

バックハンドでのロングサーブ
バドミントンのサービスのルール
バドミントンのサービスはラケットで打たれる瞬間に、シャトル全体がコート面から 1.15m以下 でなければなりません。

ショートサーブもロングサーブも同様です。
さらに詳しくは「バドミントンのルール」やバドミントン競技規則「第9条 サービス」を確認して下さい。
バドミントンのサービスのルール
バドミントン競技規則「第9条 サービス」

レシーブ
打球が速いバドミントンでは大きく振りかぶったりするとシャトルに間に合わないこともあるため、ラケットは常に自分の体より前にしておき、ヒジや手首などの細かい操作をしながら、飛んで来たシャトルにラケットの面を合わせてレシーブします。
自分の体より前にあるラケットを利き手のヒジを軸にするようにして左右に動かすと、フォアハンドにもバックハンドにも対応できます。
オーバーヘッドストローク
オーバーヘッドストロークとは自分の頭より上でシャトルを打つバドミントンにおける基本動作です。
クリア、スマッシュ、ドロップなど全てのショットの基礎となります。
利き手のヒジを高く上げ、体幹の回転と体重移動も使って、全身の力をシャトルに効率よく伝えるのがコツです。
- 半身の姿勢
体をネットや相手に対して横向きにし、利き手の反対側の足を後ろに引いて体重をしっかり乗せます。 - 体重移動
後ろ足に溜めた体重を腰の回転と連動させて前足へとスムーズに移動させます。 - 打点
打点は常に自分の体より前です。
シャトルが自分の頭の真上や頭の後ろになり過ぎないよう注意しましょう。 - コンパクトなスイング
遠くへ飛ばそうとして無駄に大きく振りかぶるのではなく、できるだけヒジを高く保ち、最短距離でシャトルを捉えて下さい。

オーバーヘッドストローク
アンダーハンドストローク
アンダーハンドストロークとは自分の腰より下のシャトルやコート面に近く低い位置にあるシャトルを下から上へすくい上げるようにスイングする打ち方です。
- 重心を落とす
両ヒザを軽く曲げ、肩幅よりも少し広めに足を開いて腰を落とし低い姿勢をキープすることで体が安定するため、素早いシャトルにも反応しやすくなります。 - 足を踏み出す
シャトルに対して利き手側の足を踏み出す意識も持って下さい。 - 打点
打点は常に自分の体より前です。
シャトルが自分の体よりも後ろになり過ぎないよう注意しましょう。 - 手首の返し
ラケットを後ろに引き過ぎずコンパクトに振り出し、インパクトする瞬間に手首をしっかりと返してシャトルを飛ばします。
※状況や打ち方によって例外もあり

アンダーハンドストローク

クリア
シャトルを相手コートの奥まで打ち返すショットを「クリア」と呼びます。
高い弾道でコート奥に打ち返すハイクリアと、低い弾道でコート奥に打ち返すドリブンクリアがあります。
ハイクリア
ハイクリアとは弾道が高く、コート奥までシャトルを打ち込むショットです。
試合を組み立てる時に使い、バドミントンの基本になるショットとも言えます。
また、自分の体勢を立て直したい時にも有効で、時間を稼ぐこともできます。
シャトルの高さが中途半端だったりコート奥まで飛んでいないと、相手がスマッシュやドロップを打ち込んでくる恐れもあるので、飛距離や高さに注意しましょう。

ハイクリア
ドリブンクリア
ドリブンクリアとはハイクリアよりも弾道が低く速度があり、コート奥までシャトルを素早く打ち込むショットです。
次の攻撃につなげることができますし、得点も狙える攻めのショットにもなります。
相手をコート左右に素早く移動させたり、例えば相手の意識が前方にある時などに高い効果が期待できます。

ドリブンクリア

スマッシュ
高い打点からシャトルを相手コートに叩きつけるように打つショットを「スマッシュ」と呼びます。
ジャンプしながら打ち込むスマッシュは「ジャンピングスマッシュ」、対角線に打つ「クロススマッシュ」、速度はやや落ちますがシャトルをカットするようにして打つ「カットスマッシュ」もあります。
バドミントンの中で最も攻撃的なショットです。
トップ選手になると時速400km以上にもなります。
スマッシュを打つにはもちろん速度も大事ですが、狙い所やコントロール、特に角度も意識しなければいけません。
角度のないスマッシュは逆にカウンターで攻撃されます。
POINT
腕やラケットを力任せに振り回すのではなく、インパクトの瞬間にだけ力を入れるよう心がけましょう。
いかにラケットの芯に当てるかとタイミングが重要です。
シャトルの打点は自分の体よりも必ず前側。
後ろに引いていたラケットを持っている方の足を打つ直前に蹴り上げ、打つ瞬間に前後の足を入れ替えながら全身の力を使って打ち込むと、より威力があり鋭いスマッシュを打ちやすくなります。

スマッシュ

ドロップ
コート奥側から相手のネット際に落とすショットを「ドロップ」と呼びます。
ハイクリアやスマッシュと同じフォームからスイングスピードを落として、シャトルの側面を「切る」イメージで、シャトルを押し出すように打ちます。
できるだけ同じフォームでインパクトの瞬間だけ変えて打つと、より効果的です。
速度の異なるショットを繰り出せるので、相手を惑わせたり、ラリーに緩急をつけたいといった場面で有効です。

ドロップ
ドロップ交互
このドロップと後述するヘアピンやロブを組み合わせた「ドロップ交互」という練習があります。
- ロブで高く上げられたシャトルをドロップでネット際に落とします。
- 相手はそれをヘアピンで返します。
- ヘアピンで落とされたシャトルをロブで高く上げます。
- 相手はそれをまたドロップでネット際に落とします。
- 相手はまたヘアピンで返します。
- ヘアピンで落とされたシャトルをまたロブで高く上げます。
この繰り返しを行うバドミントンの基礎打ちの一種です。
POINT
高く上げられたシャトルをドロップで打つことにより空間認識能力を体得できますし、ヘアピンの繊細なタッチの調整、ロブによるコート奥行きの感覚やシャトルの飛び具合の確認、さらにはバドミントン特有のフットワークも身に付くなど、1つの練習で多くのメリットが得られます。
なお、ドロップをスマッシュに変えた「スマッシュ交互」という練習方法もあります。

ドロップ交互

ドライブ
シャトルがネットと同じくらいの高さをコート面と平行に飛ぶように打つショットを「ドライブ」と呼びます。
速度があり威力のあるドライブなら攻撃の起点にすることも可能です。
カウンターで使われることもあります。
スマッシュと同様にインパクトの瞬間にだけ力を入れるよう心がけましょう。
腕の力だけでなく手首を返すようシャトルを「弾く」感じで打ちます。
シャトルの打点は自分の体よりもやや前側を常に意識して下さい。
自分の体よりもやや前にしているラケットをヒジを軸にして左右に動かすようにするとフォアハンドにもバックハンドにも対応できます。

ドライブ

プッシュ
ネット際に浮いたシャトルをラケットで相手コートへ押し出すように打ち込むショットを「プッシュ」と呼びます。
ネットより高い位置にラケットを構え、ラケットを持っている側の足を前に踏み出し、ヒジを軸にしてラケットを前に押し出すようにして振ります。
大振りするのではなくコンパクトに「押す」ことを心がけましょう。
余計な大振りや過剰な力みはネットに引っ掛けやすくなるので注意が必要です。
ネット際からシャトルを下に押し出して、相手コートの手前側に落とすように打つと、より効果的なプッシュになります。

プッシュ

ヘアピン
相手のネット際めがけて手前に落とすショットを「ヘアピン」と呼びます。
シャトルを打ち上げないので相手の攻撃を防ぐ目的で使用できます。
落とし所が良ければ得点にも繋がりますし、ラリーのテンポを変えられます。
バドミントンにおいて最も繊細なタッチが必要とされるショットです。
ネットの白帯ギリギリを狙って打ちます。
シャトルをラケットの面で「切る」ようにして打つこともあります。
ラケットを持っている側の足を一歩前に出して、体重移動しながら打ちましょう。

ヘアピン

ロブ
相手コートの奥深くまで高く打ち上げるショットを「ロブ」と呼びます。
例えば相手にドロップやヘアピンなどを打たれた際に、シャトルを高く打ち上げれば、自分の体勢を立て直す時間が稼げます。
腕や手だけでシャトルを打とうとすると高さも飛距離も出ません。
両足を前後に大きく広げ、前に出した足のヒザをクッションのように使って全身の力で打つことが重要です。
ヒジから手首までの「しなり」を使い、より高く遠くまでシャトルを打ち上げる意識を持ちましょう。

ロブ

ここまで根気よ~く読んで下さった あなた。
あなたはもう立派なバドミントンプレーヤーです w
さぁ バドミントンを楽しんで下さい。
Just Own BADMINTON !!
