how to choose badminton racket
バドミントンをプレーする上で、どんなラケットを使うかもスゴく重要です。
道具にも “ こだわり ” を持ちましょう。
自分の体格や筋力、好きなプレーだったり、目指すバドミントンスタイルなどに合わせて、どういったタイプのラケットが最適かを見極めて下さい。
バドミントンラケットを選ぶ際には、以下の項目を重視すると良いです。
- このページ内に掲載している情報は全て著作権フリーです。
イラストやアニメも含め、ご自由にお使い下さい。
別のところでも使ってバドミントンを広めていきましょう。

バドミントンラケットの重さと
グリップの太さ
badminton racket weight and grip thickness
バドミントンラケットのグリップの上のスロート部分には、そのラケットの【重さ】とグリップの【太さ】を表した数字とアルファベットが印字されています。
バドミントンラケットの重さ =【 U 】
badminton racket weight
ラケットの重さは【 U 】で表されています。
重さが軽くなるにつれて、数字が大きくなります。
- 3U 約85~90g
- 4U 約80~85g
- 5U 約75〜80g
- 6U 約70〜75g
バドミントングリップの太さ =【 G 】
badminton racket grip thickness
グリップの太さは【 G 】で表されています。
太さが細くなるにつれて、数字が大きくなります。
- G3 約87mm(極太…国内向けモデルなし)
- G4 約84mm(太め…しっかり握りたい人向け)
- G5 約81mm(標準…最も一般的な主流サイズ)
- G6 約78mm(細め…指先で操作しやすい)

バドミントンラケットのグリップ表記
ラケットが重くグリップが太い場合
ラケットが重くグリップが太い仕様は、強打やパワーを重要視するハードヒッターや、手の大きい男性、しっかり握り込んで力強い スマッシュ や クリア などを打ちたい人に向いています。
メリット
- 力強いスマッシュが打てる
ラケットの重量による遠心力と太いグリップを力強く握り込むことで、威力のある スマッシュ が打てます。 - シャトルが楽に飛ぶ
シャトルに伝わる質量が大きいため、クリア や ロブ をコート奥まで飛ばすことができます。 - 相手の強打を押し返せる
インパクト時にラケット面がブレにくく、相手の強い スマッシュ にも力負けせず跳ね返せます。
デメリット
- 素早い対応に遅れる
ラケットワークが鈍くなりやすいので、例えばダブルスの前衛での プッシュ や、速い ドライブ ではラケットが間に合わないことがあります。 - 手首の細かい動きができない
手首や指先が固定されやすく、繊細なショットが打ちづらくなります。 - 体への負担が大きい
肩、腕、ヒジ、手首の筋肉や関節に大きな負担がかかり、スタミナ消費が激しく、怪我のリスクも高まります。
ラケットが軽くグリップが細い場合
ラケットが軽くグリップが細い仕様は、ダブルスなどで素早いラケットワークだったり細かい操作を優先するプレイヤーや、手が小さい女性、ジュニア、筋力が少ない初心者などに向いてます。
メリット
- 素速いラケットワークが可能
ラケットが軽く指先での微調整がきくため、フォアとバックの切り替えやネット際での瞬時の反応が素早く行えます。 - 手首の弾き
腕や手首、ラケットの可動域が広がって、コンパクトなスイングでも『パンッ』と弾くような ドライブ や プッシュ が打てます。 - 体への負担が小さい
体への負担が最小限に抑えられ、自身のパフォーマンスを維持しやすいです。
デメリット

バドミントンラケットのヘッド
badminton racket head
バドミントンラケットの「ヘッド」とは、飛んできたシャトルを打つフレーム(= 面 )の部分のことを指します。
重心バランスは以下の3つに分けられます。
この重心バランスはショットの威力やバドミントンラケットの操作性、バドミントンのプレーそのものにも大きく影響します。

バドミントンラケットのヘッド
ヘッドヘビーのバドミントンラケット
head-heavy badminton racket
ヘッドヘビーのバドミントンラケットはヘッド先端に重みがあり、遠心力を使って強い スマッシュ や クリア が打ちやすいです。
シャトルに強い力を伝えやすく、攻撃的なプレーヤーに向いてます。
メリット
- 力強いスマッシュが打てる
ヘッドが重いことで遠心力が強く働き、威力のある速い スマッシュ が打てます。 - シャトルが楽に飛ぶ
シャトルに伝わる質量が大きいため、クリア や ロブ をコート奥まで飛ばすことができます。 - 角度をつけやすい
シャトルを上から下へ沈み込ませるショットが打ちやすいです。
デメリット
- 操作性が低い
ラケットの重みを感じるため、素早い動きや細かい調整がしにくいです。 - 早い展開が苦手
ドライブ など連続で打ち合うラリーではフォアとバックのラケットの切り替えが遅れがちになります。 - 手首や肩への負担
ラケットを振るのに力が必要で、試合の後半に疲労が溜まりやすくなります。
こんな人にオススメ
- シングルスプレーヤー
攻撃的なショットでエースを狙うシングルスに向いています。 - ダブルスの後衛
コート奥からパワーのある スマッシュ を打ち込みたいプレーヤーに最適です。 - 筋力やパワーがある人
ラケットの重さに負けずに振り抜けるパワーのある人なら使いこなせます。

ヘッドヘビーのバドミントンラケットの重心
- ヘッドヘビーの代表的なバドミントンラケット
ヘッドライトのバドミントンラケット
head-light badminton racket
ヘッドライトのバドミントンラケットはラケットの重心が自分の手元近く、グリップ側に寄っているタイプです。
ラケットのヘッドが軽く感じるためスイングしやすく、ダブルスの前衛や レシーブ など、素早い操作性が求められるプレーで威力を発揮します。
メリット
- 抜群の操作性
ラケットが軽く感じられ、素早いラケットワークが可能です。 - レシーブがしやすい
相手の速い スマッシュ や ドライブ にも反応しやすいです。 - 疲れにくい
腕や手首にかかる負担が少なく、長時間のプレーでも疲労を抑えられます。
デメリット
- ショットの威力が落ちる
先端の遠心力が使えないためショットの威力は出しにくいです。 - クリアに力が必要
シャトルをコート奥までしっかり飛ばすには自身のスイング力と正確なショットが必要になります。
こんな人にオススメ

ヘッドライトのバドミントンラケットの重心
- ヘッドライトの代表的なバドミントンラケット
- ヨネックス:YONEX
- ミズノ:MIZUNO
- リーニン:LI-NING
- ビクター:VICTOR
ヘッドイーブンのバドミントンラケット
head-even badminton racket
ヘッドイーブンのバドミントンラケットは重心であるバランスポイントがヘッド先端とグリップ側の真ん中、ラケットのちょうど中央にあるタイプです。
ヘッドヘビーとヘッドライトの長所をバランスよく掛け合わせています。
メリット
- 高いオールラウンド性
攻撃も守備も、全てのショットを平均以上にこなせます。 - クセがなく扱いやすい
特徴に偏りがないため、自分のプレースタイルが変わっても柔軟に対応できます。 - 状況に応じた切り替え
ダブルスで前衛から後衛、またはその逆へローテーションした際でも、違和感なくプレーしやすいです。
デメリット
- 突出した武器がない
ショットの威力や重さはヘッドヘビーに劣り、操作性の素早さや細かい調整などはヘッドライトに及びません。
こんな人にオススメ

ヘッドイーブンのバドミントンラケットの重心
- ヘッドイーブンの代表的なバドミントンラケット
- ヨネックス:YONEX
- ミズノ:MIZUNO
- リーニン:LI-NING
- ゴーセン:GOSEN

バドミントンラケットのシャフト
badminton racket shaft
バドミントンラケットの「シャフト」とは、ヘッド と グリップ をつなぐ棒状の部分のことを指します。
ラケットを振った時に、このシャフトがしなりを生み出します。
シャトルの飛び方や飛距離、コントロールにも大きな影響を与えます。
バドミントンラケットのシャフトは 硬め か 柔らかめ に分けられます。

バドミントンラケットのシャフト
硬いシャフトのバドミントンラケット
stiff-shaft badminton racket
シャフトが硬いバドミントンラケットはしなりが少ないため、自分の腕の力やスイングの速さをダイレクトにシャトルへ伝えられます。
メリット
- スイングのパワーがロスなくラケットに伝わり、強いシャトルが打てる
- シャトルの打感がしっかりしているため、狙った場所へコントロールしやすい
- ラケットのしなり戻りが早いため、ドライブ などを素早く連打ができる
デメリット
- 自分の力で振らないとシャトルが飛びにくい
- 打った時の衝撃がダイレクトに腕に伝わるので疲労が溜まりやすい
- 芯を外した時にヒジや手首を痛めるリスクがある
こんな人にオススメ

硬いシャフトの場合
- 硬いシャフトの代表的なバドミントンラケット
柔らかいシャフトのバドミントンラケット
roflex-shaft badminton racket
シャフトが柔らかいバドミントンラケットはしなりやすいため、弓矢のようにラケットを大きく曲げて、その復元力でシャトルを飛ばします。
メリット
- スイングスピードが遅くても、シャトルのしなりを活かせる
- 軽い力でもシャトルを奥まで飛ばせる
- 打った時の衝撃が少なく、ヒジや手首に優しい
デメリット
こんな人にオススメ

柔らかいシャフトの場合
- 柔らかいシャフトの代表的なバドミントンラケット
- ヨネックス:YONEX
- ミズノ:MIZUNO
近年、競技用のカーボンラケットはほぼ全て「スリム化」されています。
シャフトが細いバドミントンラケットは空気抵抗を極限まで抑えられるため、スイングスピードが速くなります。
また、シャフトがしなりやすく、鋭い弾きを生み出せます。
メリット
- 空気抵抗が少なくラケットを素早く振れる
- 鋭くしなるためシャトルの初速が上がりやすい
- ラケット自体が軽量になり操作性が高まる
デメリット
- ねじれに弱く、打点がズレるとフレーム(= 面 )がブレやすい
- シャフト自体が細いため、耐久性がやや落ちる
対して、太いシャフトはスチールやアルミニウム素材で作られた入門用、レジャー用の低価格モデルに多く見られます。
シャフトが太いバドミントンラケットは剛性が高いので「ねじれ」に強いです。
シャトルを打った時にフレーム(= 面 )がブレにくく、簡単に打つことができます。
比較的安価で購入がしやすく、頑丈で壊れにくいため、バドミントンを始めたばかりの初心者やジュニアに向いています。
- 細いシャフトの代表的なバドミントンラケット
- ヨネックス:YONEX
- リーニン:LI-NING
- ビクター:VICTOR
- アパックス:apacs
- 太いシャフトの代表的なバドミントンラケット
- ヨネックス:YONEX

バドミントンラケットのグリップ
badminton racket grip
バドミントンラケットの握るところを「グリップ」と言います。
グリップの上のスロート部分にはアルファベット「G」と、そのラケットのグリップの【太さ】を表した数字が印字されていて、ラケットごとに太さが違います。
グリップの太さが細くなるにつれて、数字が大きくなります。
- G3 約87mm(極太…国内向けモデルなし)
- G4 約84mm(太め…しっかり握りたい人向け)
- G5 約81mm(標準…最も一般的な主流サイズ)
- G6 約78mm(細め…指先で操作しやすい)

バドミントンラケットのグリップ

バドミントンラケットのグリップ表記
バドミントンラケットのグリップテープ
badminton racket grip tape
バドミントンラケットのグリップは、別売りのグリップテープを巻くことで滑り止めや汗の吸収効果があったり、グリップの太さを調整したりできます。
標準的な厚みは0.6mm前後で、薄手は繊細なショットや持ち替えがしやすく、厚手はクッション性があり、手の痛みを和らげます。
- ウェットタイプ
手に吸いつくようなフィット感で、初心者にも使いやすいです。
強いスマッシュを打っても滑りにくくなります。 - ドライタイプ
サラッとした触感で高い吸汗性があり、持ち替えがしやすいです。
汗などの水分を吸収することで、グリップ力が増します。 - タオルタイプ
綿素材で吸汗性抜群、強い力を入れやすくなります。
握り心地が柔らかく、長時間ラケットを握り続けても手が痛くなりにくいです。 - 穴あきタイプ
グリップテープに通気穴があり、その穴から湿気を逃がすことにより、蒸れや手汗による滑りを抑えてくれます。 - 凸凹タイプ
筋状のクッションや凸凹があり、ホールド感を高めます。
立体的なクッションの凹みに指を引っ掛けられ、握った位置を固定しやすいです。
特に高いグリップ力を求める人、握力の弱い人にオススメです。
さらにグリップを太くしたいという場合はグリップテープの下に「クッションラップ」を巻いて調整することも可能です。
汚れが目立ってきたり、滑りやすくなったり、クッション性が失われ始めたら、早めに替えましょう。
バドミントンラケットのグリップテープの巻き方
how to wrap grip tape on badminton racket
バドミントンラケットのグリップテープは、「右利き用」、「左利き用」というように別売りされているわけではなく、基本的には「右利き用」として売られています。
なお、バドミントンラケット自体にも「左利き用」という種類はなく、市販されているほぼ全てのバドミントンラケットは左右どちらの手でも同じように使える完全な左右対称で作られています。
グリップテープは「右利き用」と「左利き用」では、その巻く方向が違います。
右利きの場合
- グリップエンドを下にした状態で、テープの細くなっている端をグリップの一番下の端に合わせます。
- 右から左へ=左回りで上に向かって巻きます。
- グリップの上端まで巻いたら余分な部分を斜めにカットし、付属のエンドテープでしっかり固定します、
- グリップテープの先端は左側が鋭角の「 \ 」のようになります。

グリップテープの右利き用の巻き方
左利きの場合
- グリップエンドを下にした状態で、テープの細くなっている端をグリップの一番下の端に合わせます。
- 左から右へ=右回りで上に向かって巻きます。
- グリップの上端まで巻いたら余分な部分を斜めにカットし、付属のエンドテープでしっかり固定します、
- グリップテープの先端は右側が鋭角の「 / 」のようになります。
市販のバドミントンラケットの元グリップは「右利き用」で巻かれています。
「左利き用」にするには元のグリップを剥がし、「クッションラップ」などを巻いて、左から右の右回りで上に向かって巻くと綺麗にいきます。

グリップテープの左利き用の巻き方
自分の利き手にあわせてグリップテープの巻く方向を変えることで、指がフィットして滑りにくくなります。
利き手とは逆向きに巻くと、指がグリップテープの重なりに引っかからずに滑ったり、めくれてきたりしてしまいますので注意して下さい。
多くの市販のグリップテープは右利き用に端が斜めにカットされています。
左利きの人が使う場合は巻き始めを左から右になるようにしましょう。
- グリップテープを綺麗に巻くコツ
- ラケットを回す
グリップテープを動かすのではなく、片手でテープを軽くホールドして、もう片方の手でラケット自体をクルクルと回すようにすると、均一に巻きやすくなります。 - 一定の力で引っ張る
少し引っ張りながら、たるまないように巻いていきます。
緩むとズレやすくなり、強く引っ張り過ぎるとグリップが破れてしまうため、一定の強さで巻いていきましょう。
テープを強く引っ張り過ぎると繊維が伸びてフィット感が落ちてしまうこともあります。 - 重なり幅を均一にする
グリップテープが約5mm程度重なるように少しずつ斜めにずらし、上方向へ巻いていきます。
グリップテープの重なり幅を大きくするとグリップが太くなり、重なりを少なくすると細くなります。


